その他の質問
Q.防火服は何でできているのですか? |
A.防炎加工した布(ノーメックス&ケブラー)を何層にも重ねた服です。その他にアルミ加工した防火衣もあります。 |
Q.消防士の仕事で大変な事は何ですか? |
A.消火が長引いた時や災害が重なった時、又、吹雪で視界不良の中の出動や救助活動も大変です。 |
Q.夜は、見張りを何人でするのですか? |
A.現在は、夜間3名が勤務し、緊急の場合直ちに出動出来る体制をとっていて、これは、あくまでも火災・救急などの災害に対応するためで、見張りは、通報手段がない時代に行っていましたが、現在は行っておりません。 |
Q.火事などがない時は何をしているのですか? |
A.消防署は火災や救急などの災害がない時は暇そうに見えますが、統計調査や火災予防の為の査察、設備の検査といった事務的な仕事の他に消火栓や防火水槽など水利の点検、あるいは、消火・救急などの訓練をするなどとても忙しいです。 |
Q.消防署の人には休みはあるのですか? |
A.消防職員とは言えど、1サラリーマンですので休みはありますが、仕事柄緊急の時は出ますので、所在は常に明らかにしておきます。 |
Q.消防車を運転する人は決まっているのですか? |
A.消防署で管理する消防車は大型ですので、大型免許を持っていれば誰でも乗ります。 |
Q.ホースの水の勢いは、転ぶほど強いですか? |
A.一定の圧力を超えると、大人でも飛ばされる勢いがあります。 |
Q.消防署の外のサイレンは、どんな時に鳴らすのですか? |
A.火災は勿論、津波などの災害により被害が予想される時、又は消防団員の招集や行事(記念日を含む)などがある時に鳴らします。 |
Q.急いでいる時は信号を無視しますか? |
A.緊急時は、サイレンを鳴らしている時のみで、信号を無視するのではなく、徐行して左右を確認し安全を確認した後通過します。 |
Q.いつも何時に寝て、何時に起きますか? |
A.夜間勤務の時は22時以降は交代で朝まで通信勤務に就くので、その通信勤務以外の時間は自由に休みます。
勤務時間は日勤者は朝8時30分から17時30分、当直勤務者は朝8時30分から翌朝8時30分までの24時間勤務です。 |
Q.消防士に出張はありますか? |
A.消防人としての知識を得るために、様々な出張があります。 |
Q.仕事場では夜はよく眠れますか? |
A.火災や事故、そして災害はいつどのように起こるか予想が出来ませんので、常に緊張の中で勤めています。特に強風時や冬の吹雪の日などは、発生率も高いので眠れない事も多いです。 |
Q.携帯電話でも119番に繋がりますか? |
A.携帯電話119番をかけた場合は、一度枝幸消防署で受信し、地域を管轄する浜頓別に転送され、通報者と直接通話が可能です。
一般加入電話からであれば、町内でかける電話は浜頓別の消防に繋がります。 |
Q.なぜ、消防士になろうと思ったのですか? |
A.それぞれ、人によって考えは違いますが、多くは、何か人の為に役に立ちたいという使命感だと思います。 |
Q.消防の仕事をしていて、一番辛かったことは何ですか? |
A.火災現場や救急出動時などで死者などの犠牲者が出た時です。 |
Q.消火器の白い粉はなんですか? |
A.主にアルミを主成分とした粉で、アルミは燃えにくく、熱を伝えにくい性質がありますので、防火衣にも使用されています。 |
Q.サイレンはどこからなるのですか? |
A.サイレンは町内では消防署のサイレン塔と役場の屋上に設置され、さらに頓別と下頓別の分団の詰め所にも設置されています。いずれも、ここ消防署の遠隔操作で鳴るようにしています。 |
Q.119番はなぜ消防の番号なのですか? |
A.1926年(大正15年)に東京で使われていた電話が手動式交換からダイヤルの自動交換方式になり、このときに火災など一秒を争う緊急のダイヤルであるため、ダイヤル時間の短い番号として112番が火災報知専用の番号と指定されたのですが、ダイヤル方式に慣れないため、間違いが多くあり、昭和2年10月から地域番(局番の第一数字)として使われていない”9”を使う事として、現在の119番が誕生しました> |
Q.電話で火事の連絡をしている最中に切れてしまったらどのような対応をするのですか? |
A.消防署に設置させている119番専用電話には、逆探知システムがありますので、万が一切れても通話途切れる事がありませんが、相手が出ない、或いは出られない状態の時は、NTTに問い合わせして通報先を特定する場合もあります。 |
Q.消防士になってうれしいことは何ですか? |
A.火事や災害・救急・事故がないとこが一番良いのですが、あった場合出火場所や周辺被害が少なく抑える事や、救急の場合では怪我や病状が良くなってくれる事です。 |
Q.水はどういう仕組みで出るのですか? |
A.消防車にはポンプというものが付いており、車のエンジンの動力を利用してポンプを動かし、水利(消火栓、防火水槽、河川、海など)からポンプに水を引いて、水に力を伝えて出しています。
水は地面から垂直に上へ、無風状態で水を出す圧力が3.5sの状態で筒先(水の出口)口径22.2oで約20bの高さまで届くと言われています。 |
Q.どんな勉強をして消防士になったのですか? |
A.消防士になるためには、まず地方公務員(町村職員)になるための勉強をして合格し、各所属に採用になる事が必要です。救急救命士などの有資格者(専門学校などで資格を取得した人)等、募集があった時に受験し採用となる人もいます。
所属に採用となった人は消防学校の初任教育課程に半年間入校し、火災防御や機器取り扱いや救助や法令等様々な勉強・訓練に耐え、晴れて消防士になる事ができます。 |
Q.消火栓がないときは、どうやって水を出すんですか? |
A.浜頓別町全体では、平成11年4月1日現在で、消火栓が84基と防火水槽12基が設置されています。町内全域に設置されている訳ではありません。
火災があって、その場所に消火栓が無いときは、現在消防署で保有する、大型水槽車10d及び水槽付ポンプ自動車6dの計16dで対応しますが、それでも水が不足するときは、近くの沼、河川から吸水して消防用ホースを延長し消火しますが、水利がまったく無い場所では町で所有する散水車又は、事業所で所有するタンク車を協力要請し対応しています。 |
Q.消防署で一番苦労する時期は、春夏秋冬の中でいつですか? |
A.春秋の最も風の強い時期で、特に秋は、乾燥機に入りますから又、火気の使用もこの頃から始まりますので気をつけます。 |
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